トップハウザー 五橋地研 の日記
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「カリフォルニアから来ました。」
2011.06.01
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先日、出会った若い外国人女性3人。
津波被災地でボランティア活動をするために、
はるばる、カリフォルニアから来たのだそうです。
頭が下がります・・・・・・。
その日は一日休息日らしく市内を散策中とのこと。
我が愛犬をかわるがわる撫でる彼女達とお話をしました。
敬虔なクリスチャンらしく、キリスト教の勉強をしているとのこと。
ふと讃美歌のお話になり~「歌いたいので聴いてくれますか?」
聴かせてもらったその歌詞は日本語。
不思議に思い手にしていた歌詞カードを見せてもらったところ、
それはローマ字で書かれていました。
日本で歌うのだから、と書いてきたのだそうです。
新緑の中で讃美歌を聴けるなんて・・・・・・
こんな思い掛けないことなら大歓迎ですね。
請われて一緒に歌っちゃいました。(←歌好き)
震災に遭って今どんな風に思っていますか?
地震の時はどんなでしたか?
聖書は読んだことありますか?
イエスキリストをどう思いますか?
信仰している宗教は?
ワォ!なぜ、そんなに若くいられるのですか?(苦笑)
カリフォルニアにはこんな大きな木があります。(木話)
→セコイアと言うらしく、すぐ近くにメタセコイアが茂っていることを教えたり。
20代の彼女達、日本は初めて、2回目等など。
初めての方の感想は「きれいな街」←多分仙台のこと。
震災で人々の絆を感じたこと、
こうして外国からも応援支援いただくことに、日本人は心から感謝していること、
家屋家財に傷みがあった方々は、(自分も)
津波被災地の被害惨状に比べたら、大した被害では無い・・と思っていること、
日本人もキリスト教や他宗教を信心している方が大勢おられること、
ただ、日本人の暮らしの中に仏教が浸透したが、
古来より、森羅万象、自然崇拝に基づく信仰心が根源にあること、
信心しているもの、国が違っても、求め辿り着くものは多分同じであること、
震災後に咲いた今年の桜が一際美しかったこと、
・・・・いろんなお話しをしました。
さて、理解していただけたでしょうか。
ちなみに、日本語ペラペラ日系の方がいたからこそ出来た会話でした。
一週間のボランティア滞在とのことで、
≪本当にありがとう、でもどうか疲れないように。
いろいろな方に出会って、嬉しいこと楽しいこともありますように。
震災の現実と日本を知ってお帰り下さいね。≫
と、握手を交わして別れたのでした。
清々しい風がふわりと吹いたよな、そんなひとときでした。