トップハウザー　五橋地研 | 日記 | この春によせて

４月になりました。
さまざまなことが取り敢えず新年度になりました。
震災後の混乱はまだまだ続いておりますが、
復興へ向かって少しずつ始動です。

－－－－－－－－－－－－－－

６年前の今日―
仙台市内中心部アーケードにて、
暴走車によるとても酷く悲しい事件がありました。
月日が経っても、犠牲となられた方々のご無念、
ご家族の悔しさ悲しみが癒えることは無く、
人生を変えられてしまわれた方々の心の傷みも消えないことでしょう・・・。
春めいたいつもの朝であり、
家族のもとに帰る、いつもの夜になったはずでした。
どなたにも輝く未来がありました。
友人も帰らぬ一人となりました。
けして忘れない事件です。

その後、二度と同様の暴走事件が起こらないよう、
アーケード出入り口等にポール、植木鉢が設置されました。
このような防止策が必要となったことも悲しいもの。
少し風化した鉢の色に月日を感じさせられてしまいます。
ここを通る皆さんに、
なぜこのようなポール等が設置されたのか、
尊い命が犠牲になったことを忘れないでほしいと思います。

この春は千年に一度の大震災にも見舞われました。
天災そして人災でかなしい思いをされることの無い世の中になってほしいと、
祈念してやみません。