トップハウザー　五橋地研 | 日記 | 最近知ったのですが

先日、金木犀と銀木犀について書きましたが、
後日、銀木犀から生れた品種が金木犀であることを知りました。
変種という説もあるようですが、親・子ですね。
香りは金木犀の方が強いそうです。

また、何度か書いている彼岸花についても。
河北新報掲載記事(10/22付）で知ったのですが、
薬用植物でもあるのだそうです。
民間療法では、りん茎に含まれる成分がむくみに効くとのことで、
すりおろしたものを張ったりしてきたそうです。
昔の人は効能をよくぞ知ることができたものです。
医療では、その中のある成分が、
軽・中程度のアルツハイマー型認知症の治療に有効とのこと。
毒性が転じて薬になるというわけです。
現在はその成分を工場で合成、製薬されているとのことですが。

近くにひっそりと咲く数輪の彼岸花、
今年も見事、鮮やかに咲いておりました。
美しさだけではない、神秘のパワーの持ち主だったのです。

物言わぬまま毎年花咲き散る植物ですが、
ヒトは、長い年月の中で、
しっかりと理解しつつ（研究者さんのたゆまぬ努力の賜物）
美しい姿や香り、成分でも恩恵を受けているのですね。