トップハウザー 五橋地研 の日記
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希望の青
2012.04.27
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週末に、一番町のアーケード街各出店をのぞきつつ通ることがあります。
県内はもとより、山形や福島からも出店されており、
地元産の商品や野菜等を手に取りながら、
お店の方とお話しするのも楽しいものです。
ふと目に飛び込んできたもの。
美しい青色の張り子の龍です。
ちょっとお茶目な表情、明るい青が何ともいい感じです。
笑顔のステキなお店の方に伺いました。
福島・復興企画「青龍」という、
様々な垣根を越えて、今出来ることを行おうと集ったグループによるもの、
平和と明るい未来への祈りと願いが込められた会津張り子なのだそうです。
中国の神話による世界の四方向を守る四聖獣(平和な時代にだけ出現するという)
その中から東の青龍。
張り子の美しいその青は、
≪福島の青い海と、澄み切った青空、
自然豊かさに、流れる清らかな水の色≫を意味しているとのことです。
(説明書から抜粋)
ふと、震災直後の当日記の中で、
見上げたいつもの青空に、
被災された皆さまが少しでも早く希望の青に見える日が訪れますように・・・と、
願いを込めて自身が記したことを思い出しました。
青は希望の色なのかもしれません。
ひとめ惚れにより、
新しくわが家へ仲間入りした青龍くんです。
いろいろな人々の復興への祈りを背に乗せ、
平和で明るい未来を示唆してくれるかのように、
ゆったりユラユラ笑顔でうなずいてくれています。
![希望の青](https://asset.omisenomikata.jp/Hp360/f0/0c/387767/387767_1ed5dbf00c_fix400x300.jpg)