トップハウザー 五橋地研 の日記
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堂々たる風格
2011.11.15
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休日に所用で東京方面に出かけました。
で、また緑深いところを散策してきました。
今回は本郷周辺です。
駒場も素晴らしい木が多く感動しましたが、
本郷東大構内の見事な大木群と、
ゴシック調建築群には圧倒されました。
ナゼか、都内の古木はノビノビと枝を伸ばしているように感じます。
樹齢の違いか、こまめに枝切りをしていないからでしょうか・・・。(あえて?)
大木は大木らしく、古木は古木らしく、
本来の姿のまま時を重ねて来たような風格が感じられます。
古色蒼然たる建物群も素晴らしく、
歴史ある建物を今現在も残している意義は大きいです。(しかも使用している)
多分、内部は使い易いよう手を加えているのでしょう。
都内の緑素晴らしきところや、壮大な洋館、庭園は
旧大名の江戸屋敷跡地だった所がほとんどとのこと、
その名残が各所に見受けられ、
江戸から昭和初期にかけての華族の豪華さ華やかさが伝わります。
加賀藩跡地であった本郷構内。
関東大震災後に建てられたという建物群は、
緑深いなか堂々たる威厳を漂わせていました。
(ちなみに構内には銀杏の匂いが漂っていました・・・・)
庶民には全く縁の無かったその庭園、
もしやお殿さまお姫さまが見上げたであろう、
その高木を、時代が変わって見上げていることの不思議さ??。
目まぐるしく変遷した時代の流れ、悠久を感じた時間でした。