トップハウザー 五橋地研 の日記
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共存
2011.10.17
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近くの大学構内をよく通ります。
歴史ある建物も多く、樹木の種類も多いので、
四季折々飽くことなく眺めながら歩いています。
他県や東京都内の大学も数ヶ所散策したことがありますが、
歴史の古い大学になればなるほど、
見事な大木が茂っていて、
時間を超越した存在感に圧倒させられます。
で、近くの構内では、
ここ数年、新築改築工事が目白押しの様子。
古き良き建物も、たぶん使用側の不便さや耐震?などもあってか、
残念ながら、幾棟も解体されてきました。
土埃をあげて解体されていく木造建築に、愕然としたことも何度か。
OBの方々はさぞかし残念なことだろう、とも思いを馳せ。
ただ、一般市民からの声も反映されたこともあってか
現存する建物をだいじに、修復保存の傾向になっていることはホッとします。
そんな中でそろそろ完成してきた建物等周辺を見廻してみたところ、
こんな一画を見つけて、思わず内心、歓声をあげてしまいました。
自転車置き場に空いた大きな穴。
先住?の木のための穴ですね。
共存のための発想に拍手!
